フランス、パリのニュースポットが異次元すぎる件
パリの新名所、大人も子供も楽しめます
パリの新しい観光スポットとして、話題の、展覧会Atelier des Lumieres(アトリエ・ド・リュミエール/日本語訳だと、”光のアトリエ”)に行って来ました!
パリは、欧州でも世界でも、1位にランキングされるほどの、見ごたえのある
(ルーブルやオルセー美術館を始め、、)有名美術館だらけの、アートな大都市ですよね。
そんな、既存の有名絵画や、パリ名所観光に飽きた方に朗報!
どうやって?
1835年に建てられ、旧鋳造所を改築した、この歴史的建造物なアートサイト。
10メートル以上もある壁や、広い床一面をキャンバスとして、音楽とアートを融合させる特殊技術を駆使した、体験型システムです。
レーザープロジェクターにより、2千平方メートルに及ぶ、凄いスケール
で投影された、3Dで、実際に、絵の中を体験!
高らかに鳴り響く音楽や、暗闇で照らされ、映し出される色味や、一層鮮やかな
色彩をまとい、おびただしい数のイメージが投影&出現。
欧州では、作品に自分が影響するなんて、まったくの新しい体験!
例えばデジタルアートによって、描かれた滝が、自分の足元で割れながら空間に広がっていき、流れる魚の群れに触れると、色が変わり散っていったり…。
パリにいるのに、別世界で旅している気分!
デジタルの発達により、新しい発想で、色々な形での、アートの楽しみ方が、広がってきています。
そんな、現実に動き出す有名名画を観ていると、この素晴らしい旅や、この素晴らしいアートの動きに、涙する人たちも!
前回は、クリムトとエゴン・シーレ
前回は、19世紀末のウィーンを代表する画家、”グスタフ・クリムト”と”エゴン・シーレ”のインスタレーションだったようです。ちなみに、エゴン・シーレは、クリムトの後輩だったそうです。
日本人が購入した59億円のゴッホって、どんな絵?3Dは?
今回は、日本人が大好きな、超有名代表作の、いつも太陽の方を向いて咲くという、”ひまわり”がありました。
ちなみに、1987年に、ロンドンのオークションで、この”ひまわり”を59億円で落札したのは、やはり日本人でした。
第一、億単位以上の、現在のオークションでの、絵画価格の高騰は、ゴッホ一人が引き起こしたのが、始まり、といっても過言ではないそうです。
ひまわりと、日本の浮世絵
以前から、日本の浮世絵の、明るい色彩に感動していたゴッホは、南国の強い太陽の光に憧れて、南仏のアルルに、理想の芸術家共同体のアトリエを作ろうと考えました。
熱のこもった、彼の呼びかけにも、芸術家たちの反応は鈍かったのですが、結局ゴーギャンだけは来ることになりました。
感激したゴッホは、自分の住んでる黄色の家を、一ダースものひまわりでの絵でかざりたくなり、(パリでは4点しかし、この4点とも花瓶にいけられてないのが、特徴です。)、描き始めたのが、始まりだそうです。
結局、南仏のアルルで7点、合計11点もの、ひまわりの絵を描いたそうです。
しかし、残念ながら、ゴーギャンとの共同生活は、性格の強い芸術家二人では、2ヶ月も持ちませんでした、、。
他に、”星月夜”でも有名な、ゴッホと、その時代の有名画家を始めとする、日本人が大好きな”印象派”達が受けた、ジャポニズム、(1860年代~19世紀欧州では、”日本”が大変流行りました。)の欧州での影響力についての、2本立てでした。
ポエティックさと、混沌が共存する、ゴッホの世界に、鑑賞者は完全に没入し、そしてその内側を探っていきます。有名な絵画の中に住んでる、小人の気分で体験満喫!
写真↓ 太陽の光に溢れる風景画や、
写真↓は、フランス・アルルの夜景を描いた、このオランダ人画家の大胆な色使と、力強い筆調等、ゴッホの特徴をリアルに再現しています。
夜景の↓石畳の写真は、実際に床が、ゴッホの絵画の中のように、パリの当時の、石畳になり、数人写ってるのは、私の目の前でゴッホの当時の絵の中にいる、臨場感に、歓声を上げていた人たちです。笑
2分でわかるゴッホ
展示は、ファン・ゴッホの生涯の時期ごとにテーマで分けられ、滞在していた場所に応じて、ゴッホと一緒に、初期から、成熟期までの、人生を体験&辿る旅が出来ます。
前半、オランダ・ベルギー時代、1分でまとめ
ブリュッセル⇒素描を学ぶ。
エッテン⇒牧師志望を辞めて、画家を志し始めた、27歳の夏。
ハーグ⇒画家になることに反対だった父と衝突し、ハーグへ移る。娼婦シーンと共同生活を始める。
ネエネン⇒ネエネンに移っていた、両親の家に戻る。写実的な作品が多い、”馬鈴薯を食べる人々”等。
アントワープ⇒村人とのトラブルから、アントワープへ移動。以後、祖国のオランダに戻ることはなかった。ルーベンスを研究し、日本の浮世絵を収集し、色彩に目覚めてゆく。美術学校に入るが、権威主義に反発して、教師と対立。
後半、成熟期フランス時代、1分でまとめ
パリ⇒パリに住んでた、弟テオの元で2年間共同生活。ロートレックやベルナール等、印象派の画家と知り合う。浮世絵に影響されて、あらゆる絵画実験を行う。
ゴッホのパレットは日に日に明るくなり、役230点の油絵を製作。
バックに日本の浮世絵が見える、”タンギー爺さんの肖像”が有名。
アルル⇒南仏アルルの明るい太陽の元で、”ひまわり”等制作。ゴーギャンと2ヶ月共同生活するが、神経性発作から、ゴッホが、耳切事件を起こし、翌日の列車でゴーギャンは去る。
サンレミ⇒アルル近郊のサンレミの精神病院に自ら入院。
オーヴェル・シュル・オワーズ⇒パリ近郊オーヴェルへ転地。ピストル自殺を図る。
ゴッホの偉業はわずか10年でなされたものだそうです。
特典
ご興味のある方は、是非どうぞ!なんと、今年2019年末の12月31日まで長期でやっておりますので、是非お立ち寄りを~!
パリ行きが決定していて、ブクマなどでご共感された方には、私が信頼している、日本語の出来るドライバーや、通訳&コーディネイター(予約やチケットの手配等、空港、ホテル、観光通訳等)、などをご紹介出来ます!(確実に予約を確定できるよう、お早めに、ご予定をお知らせ下さいね~。)
ちなみに、こちらのアトリエ、チケット先まで完売しているらしく、予約はかなり事前にするのがおすすめです。
ゴッホの作品って、他だと、世界のどこで見れるの?
7箇所あります。
オランダ アムステルダムの、国立ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ美術館が、まず、量と質共に狙えて、オススメです。
オランダ、オッテルローの、クレラー・ミュラー美術館は、ゴッホ美術館と並んで、ゴッホの名作を多数所蔵していて有名です。
パリのオルセー美術館、では、モネやルノワール等の19世紀後半の、フランス美術、印象派を中心に、ゴッホの有名な、”自画像”や”ダンスホール”が見れます。
ちなみに、”自画像”は、日本では、芸術家がお互いの絵を交換する習慣があると聞いたゴッホが、共感して、ゴーギャンのために、自分を仏僧に見立てて描いたそうです。
日本の影響、本当に色濃いですね。
スイスのバーゼル美術館は、15~16世紀のドイツ絵画と、ヨーロッパの近代絵画を所蔵しているスイス最大の美術館で、その近代絵画の質では、パリのオルセーに並ぶ質の高さで知られているそうです。”黒猫のいるドービニーの庭”や、”ピアノを弾くマルグリット・ガシェ”等のゴッホの作品があります。
ロンドンのナショナル・ギャラリー、イタリア・ルネサンス期から、19世紀印象派までの、ヨーロッパ絵画をコレクションしています。ゴッホは、”糸杉のある麦畑”等。
ドイツ、ミュンヘンの、ノイエ・ピナコテーク美術館では、19世紀ドイツ海外や、フランスの印象派や、ロマン主義などを所蔵していて、ごっほの”ひまわり”や、”オーヴェルノの野”等の作品が見れます。
何かのついでには、ニューヨークのメトロポリタンでもゴッホの作品が見れます。
ここまで読んで下さって、どうもありがとうございました!皆様が、昨日よりも笑顔や、ハッピーな出来事が多いさわやかな一日が過ごせますように!