ロベルト・アラーニャ今世界一のオペラ歌手!ヌレエフ誕生80年目?
フランス (ヨーロッパも) の年末は、年越し最大イベントで、
家族やお友達と皆で盛大に過ごして、一緒に新しい年を迎えます。
皆さんは、年末、いかがお過ごしでしょうか?
日本のお正月に匹敵する位の、どちらかというと、家族だけで、割とおごそかに過ごす大切なイベントが、クリスマスだとしたら、家族やお友達なども含めて、わいわいパーティーをするのが31日で、お決まりのフォアグラや、サーモン、シャンパンなど、定番プレートで乾杯します。
去年は、12月31日のチケットが、運よく取れたので、パリオペラ座にて振舞われた、カナッペや、シャンパンで夫と乾杯し、家に戻ってから、年越しそば等を食べました!
(ちなみに、バルセロナに住んでいたころは、年越しに、自分の年齢の数のぶどうを、鐘が鳴ると同時に食べる、という習慣がありました。お国柄それぞれ習慣も違って、興味深いですね。)
今年は、30日のチケットしか取れなかったので、パリオペラ座(バスティーユ)にて、バレエ、シンデレラを観劇しました。(→バレエについては、こちらの記事をお読み下さい。)
写真↓パリオペラ座バスティーユのクリスマス
実は、今シーズンは、バレエ界で歴史に残る、重鎮の、ルドルフ・ヌレエフの誕生80年になるため、既に、彼にまつわる、展覧会等が、先駆けて始まっており、来年は、ヌレエフへのオマージュのイベントが、あちこちで開催される予定です。
こちらの写真が、↓ヌレエフへのオマージュ、トーシューズのツリー。
さて、そんな世界的ダンサーであるヌレエフが、パリオペラ座のディレクターとして、活躍していた時に、創った、ヌレエフ版のシンデレラ↓が演目でした。
(↑2005年と2018年のそれぞれ見た時のプログラム、どちらも折り目や印が、、すみません。)
このシンデレラが創られた当時は、とてもモダンで、画期的で、男性ダンサーの出番を増やした振り付け家としても、知られるようになりました。
↓ちなみに、写真のこのシンデレラは、2005年に拝見した、ヌレエフ版のシンデレラと同じで、時代を経ても、素晴らしかったが、衣装に関してだけは、2005年に見た時とかわらず、ハナエモリ。
気のせいか、少しだけ時代を感じてしまいました。
(80年代に創られた、このヌレエフ版の演目は、ハナエモリのパリコレ全盛時代だったのでしょう。)
ヌレエフは、バレエダンサーとして、世界的にも有名だったため、
バレエを習っていた、私も、小学生で、森下洋子とヌレエフの白鳥の湖を、
当時生で見れたことは、本当に一生忘れられない想い出で、今でも、親に感謝している。
シルビ・ギエムとヌレエフがパートナーで組んだ時も傑作で、素晴らしかったな~。
やはり子供の時に、出来る限り、色々良いものを見せるのは、感性も磨かれるし、
教育の一環として必要だなぁと実感しています。
せっかく、パリに住んでいるのに、多忙で、なかなかまめに美術館等に、娘を連れていけてない私と夫。
反省も含めて、今後は、娘のためにもきちんと将来を見据えた、教養や感性を、身につけていってもらいたいな~と、実感しています。
今年、家族で、娘も連れて行けて、本当に素晴らしい傑作と、実感できたコンサートは、今世界一のオペラ歌手と言われている、ロベルト・アラーニャと奥様の、パリ・シャンゼリゼ劇場での、イタリアンオペラ特集でした。
チケットが取れて本当にラッキー。
このために、パリ、シャンゼリゼ劇場にて、お気に入りのワンピースでポーズ。
来年からは、私ももっと時間をみつけて、娘のために、益々もっと良いものを
見せていってあげたいな~。
親の方針で、我が家ではテレビが禁止で、テレビ無しで育ったのですが、映画は、小学生の時から、親がよく見に連れて行ってくれました。
親が選んだ監督の、映画や、仏映画(当時は、東京渋谷Bunkamuraの映画館や、銀座、六本木等の、映画館が多かったですね。)やら、デザイナーだった、
個性的な母のこだわりで、ある意味、とても偏った育ち方をしたのかも
しれないですね。
母の同僚やら、お友達の、ホームパーティーなどでの、ファッション業界のおよばれでは(当時は、仏外資系のファッション業界では、まだ、子供がお洒落という認識はなくて、子持ちは、母しかいなかった。)私一人だけ、大人に紛れて、大人のお洒落な会話を聞いていました。
まだ、小学生だったのに、兄弟もいなくて、大人達に慣れていた私とは、
環境が全く違った同級生達とは、いまいち、話が合わなかったけど、
テレビがない代わりに、古今東西の読書に没頭し、オペラやら、バレエやら、
美術やら、映画やら、色々見せてもらって、感受性が強くて繊細だったけど、
想像力が物凄く豊かで、自分の想像の世界に羽ばたいていて、今考えると、
それはそれで、楽しい子供時代だったなと、思いだされる、今日この頃です。
母や父のお陰で、美しいものやイメージで、心や感性をいっぱいにした子供時代が、
過ごせたので、その時の、全身が鳥肌で、震えて涙が出るような、深い感動は、
今でも思い出せるくらい、心に残っています。
子供の時に経験する感動は、大人のそれより、たびたびおきるし、全身で感じるので、幾分繊細で深い気がします。
それでも、今年の11月上旬の、お誕生日に見れた、ロベルトアラーニャと、奥様とのオペラコンサートでは、心が震えて、感動の涙を流した数分があったので、嬉しかった。
ワクワクと感動って、健康に良いらしいです。
感動して気分が高揚した後は、いつも気分がすっきり、さわやかで、ハッピーな、説明しがたい感情やバイブレーションに、満たされますよね。
今年も、最後まで読んで頂き、本当に、どうもありがとうございました。
今年も、色々な人に出会い、色々と大変お世話になり、感謝しております。
皆さまも、素敵な年末&年始を、お過ごしくださいね。
来年も、皆さまとお会い出来る機会を、楽しみにしております!
おまけ、31日、夫と、友人宅にて年末パーティー。
今年は、結婚10周年でした、いつもサポートしてくれてる夫にも、本当に感謝、
2019年も、よろしく!