Naomi's Blog

フランス在住20年、自分らしく、日々ワクワク過ごしたい貴方へ、欧州文化や生活情報を中心に役立つ情報をお届けします。

ビル・ゲイツやグーグル、アマゾンの創立者、英国のロイヤルファミリー、将棋の藤井四段、み~んな、モンテッソリ教育!今からでも遅くない?!

世界のブレーンと言われる方々の共通点は、何でしょう?

マイクロソフト創立者のビルゲイツ、ワシントンポストのCEO 、 Google の共同創立者ラリー・ペイジ & セルゲイ・ブリン、アマゾンの創立者ジェフ・ベゾス、心理学者フロイトの娘アンナ・フロイト、アンネ •フランク、テイラー・スウィフト、ヘレンケラー、世界的音楽家のヨーヨーマ、元オバマ大統領、クリントン夫妻、英国のロイヤルファミリー、将棋の藤井四段等...etc

これらの方々の共通点は、実は、皆モンテッソーリ教育の出身者たち!!

モンテッソーリ教育とは、1907年にイタリアのローマで、誕生した教育法で、欧州にも波及し、大ブームを引き起こし、日本には、1960年代に入ってきました。

現在では、世界120カ国でモンテッソーリ教育法の学校が存在します。

創立者の、マリア モンテッソーリは、イタリア初の女医だったそうです。

知能だけではなく身体、社会、情緒、認知において、人間の全人格の発達を目指しており、ホリスティックな観点(マインドフルネス)を、教育に見出して、子どもの自立を通じて発達させることを唱えました。

簡単に言うと、自立して、有能で、責任感と思いやりのある子に育てる、という感じですね。

 さて、現在、北イタリア在住の、私のスペインバルセロナ在住時代の幼馴染、( AMI 国際モンテッソーリ協会公認の国際教師、国際会議等の通訳、教育者向けの講演会などもこなす教育者) マリアー二綿貫愛香さんが、ミラノ発信の公式ブログをオープンしました!!

ご存じの方も多いかと思いますが、彼女は、クレヨンハウス出版の、オーガニックな育児雑誌クーヨンの特集号にも、記事を投稿されており、日本や、世界に本場のモンテッソーリ教育の、新鮮な風を運んでいます。

90年代、スペイン、バルセロナのアメリカンスクールに通い、その後、アメリカ、イギリス、ドイツに留学して、現在はイタリアに住み、日本語は、勿論のこと、英、伊、西、独の5カ国語を堪能に操る才女です。

彼女は、イタリアで、モンテッソーリ界の第一任者、シルヴァーナ・モンタナロー医学博士に10年師事し、モンテッソーリ教育の発祥の地で日々、子どもの教育に携わり、世界でも未来の教育を担う存在として期待されています。

www.aikamariani.com マリアーニ。綿貫愛香オフィシャルブログ。興味があったら、見てみて下さいね!

この、私の幼馴染である友人は、肌が透き通るほど美しく、(ドイツのBIOメーカーMARTINAの7HERB MASKとPRIMAVERAシリーズや、クラランスがオススメだそう♡)少女っぽく、純粋で、可憐な雰囲気と、ミラネーゼの女性の持つ、奥行きのある洗練されたフェミニンさ、日本女性の凛としたしなやかさが同時に両立している、不思議な魅力を持つ、笑顔の絶えない、素敵な女性です。

オーガニックのお食事で、お料理やスイーツも得意なので、よくフェイスブックなどでも、美味しそうな写真をアップしていて、あ~、美味しそう~なんてパリからよだれながしてます。

 ロンドンで、数年お仕事をした後、運命の出会いに導かれるまま、結婚を機にイタリア・ローマに10年住み、ミラノは、現在、6年目だそう。

イタリア人の旦那さまとの馴れ初めは、クリスマスイヴに、ローマに住んでる姉に会いに行って、その夕食の席で、つまり、愛香先生の、お姉さまの、旦那様の、義理弟さんのお嫁さんが、今の旦那様の実妹!!という異国の地で姉妹の親戚が重なるという、凄いシンクロ!

ご家族は、ホテルマンの旦那様と、誕生時から、モンテッソーリ教育を受けて、マルチリンガルで優秀な14歳の息子さん。

そしてご本人は北イタリアの、バイリンガル・モンテッソーリスクールで、英語で勤務されているそうです。(お母様は、日本のモンテッソリスクールでやはり教えているそう。)

仕事という、自己表現を用いて、どのような愛を表現するのか、義務ではなく、ライフワーク! スローライフ でありながら、大きな自然の流れに乗って、波乗りみたいに生きてきた人生だ、とは、本人の言葉です。

そして、出会いにより、一歩前に優しく背中を押される。

そんな、うなりと共に、人生が進み発展してきたそう。

そのプロセスで、パリにいる私と、ミラノの愛香ちゃんが、20年以上の月日を経て、再会したのです!

 

実は、私も今でも彼女に色々な相談にのってもらっています。

例えば、昔、娘が小さかった頃、幼稚園や小学校から帰っても、どんな日だったのか話してくれず、無口だったときに寂しいなと思い、メールで相談したら...

⇒あまり質問はせずに、自分の一日についてまず話してみる。

ママは、今日こんなことをしたの、これが大変で、あれは嬉しかったと、思ったままを素直に、まずはこちらの話に興味を抱いてもらう。

最後に、ところであなたの一日はどうだった?それだけでいい。大人も一日の終わりに、根掘り葉掘り質問攻めにあい、聞かれたら嫌でしょう?

↑この効果が素晴らしくて、今では、娘からペラペラと色々話してくれるようになりました。ありがとう愛香ちゃん!

あと、娘が私の用意した服を着たがらない時も相談をしたら...

⇒どんなに、ありえない組み合わせだと思っても、親の価値観を押し付けない。

選ばせてOK 。

例えば選ぶもの3択を予め大人が選んでおくこともオッケー。

その範囲内での自由選択であれば、あり得ない組み合わせは生まれない。

子供は子供なりに人格があり、親の所有物ではない。 口は挟まない、あれしなさいこれしなさいと言わない。

自由選択を与えて、選ばせてあげる。

何でも、自分で発見できる余白を残してあげる。

人生の成功は、間違えないことより、そこから、何を学んだかだから、 ゆっくりと落ち着いて子供を観察してみる。

自由選択の中に、制限をつけることで私は、大人、あなたは、子どもという心理的な境界線をピシッと引く。そのことで子どもは、安心感を得ることがある。
親が余計な手出しはせず、そっと一線を引いてあげる。

自分で選んだことであれば、本人も満足する。

大人に管理されてず、尊重していますよというメッセージを言葉ではなく、態度で示す。

一方的に装いのカラーの組み合わせも教えるのではなく、関わり方という意味の環境を整えて示唆するように導く。

そして、子どもが何に興味を持ってるのか知り、寄り添う。 選ばせてあげて、どちらを選んでも責任は、自分で取らせる。間違うことも学びの一つ。

 例えば、子供が床に水をこぼしたら、怒る必要はない。

あら、濡れたわね、拭きましょう。ただそれだけ。

ただその時に、子供が自分で考えて行動できるように、手助けをする。

失敗を恐れない。はじめは、ゆっくり吹き方を見せてあげる。

彼女が汚したら、彼女がふくほうが、自己責任は深まる。

先回りしていると、子供が責任を負えなくて、学べないのだそうです。

6歳までは、子どもが「自分でできるように手伝ってください!」12歳までは、子どもが「自分で考えられるように手伝って下さい」このことを覚えていけば、てがかりになるのでは??
との事です。


そんな愛香先生は、勉強しなさいと、一度も息子さんに言ったことがないそうです。

息子さんは、宿題も、教科書も、成績表も、競争もない、協力や発見の喜びがあるモンテッソーリの小学校を出て、常に意欲的に興味を自身で深めるから、怒る必要がない!もっと知りたいという欲求に溢れていて、常に、自分で何かを調べてリサーチしてるそう。

羨ましい~、私なんか、毎日、宿題は済んだの?いつやるの?と声かけてばかり、、どうすれば今からでも、愛香先生の息子さんのように出来るものなのか、愛香先生に聞いてみたら、大抵の場合、子供は自主的にするのだそう。

 そういう、習慣を築いていれば、それが自然という一言が印象的でした!

子供の状態を観察する穏やかな心で、感じて見守る。そういう姿勢こそが家庭のモンテッソーリという感じも。

彼(彼女)が何を求めているのか、じっくり考えて、時には、夫婦でとことん話し合う。彼(彼女)が自分でできることは、させて、決断できないところをどうやって助けてあげられるか、、難点を砕いてプロセス化してあげる。

子どもに関わるすべての大人は、教育者という開かれた感性と意識で携わると子育ては、もっと楽しくなる、と。

私自身、学ぶことが多い。大人も成長できるそんな豊かさを与えてくれるメソッドなんですね!

”人生ってそれぞれが物語、 危機はチャンス、自分の人生に《幸せ》でいること、自分の選択に責任を持つことだと思う。与えられた場所で、自分らしい美しいお花を咲かせられたら... もっと優しく、もっと強く、360°視野を広げて、たくさん学び、心を耕して光豊かな人生を送りたい。

モンテッソーリのお仕事を通じて世界に希望や愛を手渡せたら... そんなことを日々、意識しつつ、丁寧に生きて美しいオーラを解き放てる、そんな女性を目指したいですね!❤”と、愛香先生のお言葉でした!!

他にもまだまだ、色々な質問に答えてくださったのですが、長くなるので、続きは、又、次回!

ここまで、読んで下さり、ありがとうございました!

 

フランス、パリのニュースポットが異次元すぎる件

パリの新名所、大人も子供も楽しめます

パリの新しい観光スポットとして、話題の、展覧会Atelier des Lumieres(アトリエ・ド・リュミエール/日本語訳だと、”光のアトリエ”)に行って来ました!

 

パリは、欧州でも世界でも、1位にランキングされるほどの、見ごたえのある

(ルーブルやオルセー美術館を始め、、)有名美術館だらけの、アートな大都市ですよね。

そんな、既存の有名絵画や、パリ名所観光に飽きた方に朗報!

 

どうやって?

1835年に建てられ、旧鋳造所を改築した、この歴史的建造物なアートサイト。

10メートル以上もある壁や、広い床一面をキャンバスとして、音楽とアートを融合させる特殊技術を駆使した、体験型システムです。

 

レーザープロジェクターにより、2千平方メートルに及ぶ、凄いスケール

で投影された、3Dで、実際に、絵の中を体験!

高らかに鳴り響く音楽や、暗闇で照らされ、映し出される色味や、一層鮮やかな

色彩をまとい、おびただしい数のイメージが投影&出現。

 

欧州では、作品に自分が影響するなんて、まったくの新しい体験!

例えばデジタルアートによって、描かれた滝が、自分の足元で割れながら空間に広がっていき、流れる魚の群れに触れると、色が変わり散っていったり…。

パリにいるのに、別世界で旅している気分! 

 

 https://youtu.be/mXzUqtp6qKo

デジタルの発達により、新しい発想で、色々な形での、アートの楽しみ方が、広がってきています。

そんな、現実に動き出す有名名画を観ていると、この素晴らしい旅や、この素晴らしいアートの動きに、涙する人たちも! 

 

前回は、クリムトとエゴン・シーレ

前回は、19世紀末のウィーンを代表する画家、”グスタフ・クリムト”と”エゴン・シーレ”のインスタレーションだったようです。ちなみに、エゴン・シーレは、クリムトの後輩だったそうです。

 

日本人が購入した59億円のゴッホって、どんな絵?3Dは?

今回は、日本人が大好きな、超有名代表作の、いつも太陽の方を向いて咲くという、”ひまわり”がありました。

ちなみに、1987年に、ロンドンのオークションで、この”ひまわり”を59億円で落札したのは、やはり日本人でした。

第一、億単位以上の、現在のオークションでの、絵画価格の高騰は、ゴッホ一人が引き起こしたのが、始まり、といっても過言ではないそうです。

ひまわりと、日本の浮世絵

以前から、日本の浮世絵の、明るい色彩に感動していたゴッホは、南国の強い太陽の光に憧れて、南仏のアルルに、理想の芸術家共同体のアトリエを作ろうと考えました。

熱のこもった、彼の呼びかけにも、芸術家たちの反応は鈍かったのですが、結局ゴーギャンだけは来ることになりました。

感激したゴッホは、自分の住んでる黄色の家を、一ダースものひまわりでの絵でかざりたくなり、(パリでは4点しかし、この4点とも花瓶にいけられてないのが、特徴です。)、描き始めたのが、始まりだそうです。

結局、南仏のアルルで7点、合計11点もの、ひまわりの絵を描いたそうです。

しかし、残念ながら、ゴーギャンとの共同生活は、性格の強い芸術家二人では、2ヶ月も持ちませんでした、、。

 

他に、”星月夜”でも有名な、ゴッホと、その時代の有名画家を始めとする、日本人が大好きな”印象派”達が受けた、ジャポニズム、(1860年代~19世紀欧州では、”日本”が大変流行りました。)の欧州での影響力についての、2本立てでした。

 

ポエティックさと、混沌が共存する、ゴッホの世界に、鑑賞者は完全に没入し、そしてその内側を探っていきます。有名な絵画の中に住んでる、小人の気分で体験満喫!

写真↓ 太陽の光に溢れる風景画や、

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 写真↓は、フランス・アルルの夜景を描いた、このオランダ人画家の大胆な色使と、力強い筆調等、ゴッホの特徴をリアルに再現しています。

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夜景の↓石畳の写真は、実際に床が、ゴッホの絵画の中のように、パリの当時の、石畳になり、数人写ってるのは、私の目の前でゴッホの当時の絵の中にいる、臨場感に、歓声を上げていた人たちです。笑

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2分でわかるゴッホ

展示は、ファン・ゴッホの生涯の時期ごとにテーマで分けられ、滞在していた場所に応じて、ゴッホと一緒に、初期から、成熟期までの、人生を体験&辿る旅が出来ます。

 

前半、オランダ・ベルギー時代、1分でまとめ

ブリュッセル⇒素描を学ぶ。

エッテン⇒牧師志望を辞めて、画家を志し始めた、27歳の夏。

ハーグ⇒画家になることに反対だった父と衝突し、ハーグへ移る。娼婦シーンと共同生活を始める。

ネエネン⇒ネエネンに移っていた、両親の家に戻る。写実的な作品が多い、”馬鈴薯を食べる人々”等。

アントワープ⇒村人とのトラブルから、アントワープへ移動。以後、祖国のオランダに戻ることはなかった。ルーベンスを研究し、日本の浮世絵を収集し、色彩に目覚めてゆく。美術学校に入るが、権威主義に反発して、教師と対立。

 

後半、成熟期フランス時代、1分でまとめ

パリ⇒パリに住んでた、弟テオの元で2年間共同生活。ロートレックやベルナール等、印象派の画家と知り合う。浮世絵に影響されて、あらゆる絵画実験を行う。

ゴッホのパレットは日に日に明るくなり、役230点の油絵を製作。

バックに日本の浮世絵が見える、”タンギー爺さんの肖像”が有名。

アルル⇒南仏アルルの明るい太陽の元で、”ひまわり”等制作。ゴーギャンと2ヶ月共同生活するが、神経性発作から、ゴッホが、耳切事件を起こし、翌日の列車でゴーギャンは去る。

サンレミ⇒アルル近郊のサンレミの精神病院に自ら入院。

オーヴェル・シュル・オワーズ⇒パリ近郊オーヴェルへ転地。ピストル自殺を図る。

ゴッホの偉業はわずか10年でなされたものだそうです。

 

特典

ご興味のある方は、是非どうぞ!なんと、今年2019年末の12月31日まで長期でやっておりますので、是非お立ち寄りを~!

 

パリ行きが決定していて、ブクマなどでご共感された方には、私が信頼している、日本語の出来るドライバーや、通訳&コーディネイター(予約やチケットの手配等、空港、ホテル、観光通訳等)、などをご紹介出来ます!(確実に予約を確定できるよう、お早めに、ご予定をお知らせ下さいね~。)

 

ちなみに、こちらのアトリエ、チケット先まで完売しているらしく、予約はかなり事前にするのがおすすめです。

 

ゴッホの作品って、他だと、世界のどこで見れるの?

 7箇所あります。

オランダ アムステルダムの、国立ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ美術館が、まず、量と質共に狙えて、オススメです。

 

オランダ、オッテルローの、クレラー・ミュラー美術館は、ゴッホ美術館と並んで、ゴッホの名作を多数所蔵していて有名です。

 

パリのオルセー美術館、では、モネやルノワール等の19世紀後半の、フランス美術、印象派を中心に、ゴッホの有名な、”自画像”や”ダンスホール”が見れます。

ちなみに、”自画像”は、日本では、芸術家がお互いの絵を交換する習慣があると聞いたゴッホが、共感して、ゴーギャンのために、自分を仏僧に見立てて描いたそうです。

日本の影響、本当に色濃いですね。

 

スイスのバーゼル美術館は、15~16世紀のドイツ絵画と、ヨーロッパの近代絵画を所蔵しているスイス最大の美術館で、その近代絵画の質では、パリのオルセーに並ぶ質の高さで知られているそうです。”黒猫のいるドービニーの庭”や、”ピアノを弾くマルグリット・ガシェ”等のゴッホの作品があります。

 

ロンドンのナショナル・ギャラリー、イタリア・ルネサンス期から、19世紀印象派までの、ヨーロッパ絵画をコレクションしています。ゴッホは、”糸杉のある麦畑”等。

 

ドイツ、ミュンヘンの、ノイエ・ピナコテーク美術館では、19世紀ドイツ海外や、フランスの印象派や、ロマン主義などを所蔵していて、ごっほの”ひまわり”や、”オーヴェルノの野”等の作品が見れます。

 

何かのついでには、ニューヨークのメトロポリタンでもゴッホの作品が見れます。

 

ここまで読んで下さって、どうもありがとうございました!皆様が、昨日よりも笑顔や、ハッピーな出来事が多いさわやかな一日が過ごせますように!

 

 

 

男性の女性に対するエチケット、フランス式と英国式の違いとは?

プライベートクラブ

 さて少し前になりますが、知り合いのおかげで、通常はメンバーしか入れない、 CERCLE DE L'UNION INTERALLIEE( セルクル・ド・ユニオン・アンテラリエ) という、プライベートクラブのメンバー向けに開催された、エチケット(元々、フランス語が語源、気遣い、気配り、思いやりの意味。ルイ14世時代に、ベルサイユ宮殿を訪れた人たちがしなければならなかった行動を指示した、御札のようなものが由来。)&(ビジネスにも使える)テーブルマナー(社会的に求められる行動、規範) クラス に参加する 素晴らしいチャンスに恵まれました。

 

 セルクル・ド・ユニオン・アンテラリエとは 、1917年に ボーモン伯爵や 名士達に よって創立され、多くの政治家を含む 大使等、 現在3300名のメンバーがいるそうです。

 

ロスチャイルド伯爵家の、アンリ・ド・ロスチャイルド氏が提供した、パリの隠れ家的な、美しい館の中に セルクル・ド・ユニオン・アンテラリエが設立されました。

 

セルクル・ド・ユニオン・アンテラリエは プライベートクラブですので メンバー二人の推薦を受けなければ入会できません。

そして入会は、メンバー総会で投票にかけられます。

入会すると かなりの額の入会金や年会費 を納める必要があるようですが、代々習慣を踏襲して、家族で( 経済状況が許す限り 各々が)引き継いでいくようです。

 

↓こんなに豪華絢爛な場所で、催されました!!

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 ↓暖炉の彫り物、シャンデリア、暖炉の上の 彫刻も素晴らしいですね!

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↓隣のお部屋はこんな感じ、やはりシャンデリアやお花が素敵です。

さすがロスチャイルド家、いかにも上流階級の邸宅という感じですね!

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エチケット&マナークラス

さて、このエチケット&マナークラスで、 再確認した エチケットはたくさんありますが 、元々は、”思いやり”から誕生したものだそうです。

つまり、一緒にお食事される方々が気持ちが良いお食事が出来て、お給仕の方々にも(下げたり、お給仕が)楽なように、思いやってる動作から発生してます。

男性の役割が一番大切

フランス式のエチケットには、男性の役割がとても重要で、 男性のサポートが欠かせません。

 

例えば、男性は、レストランであっても、海辺のレストランであっても、家庭であっても、どこでも、一番眺めや見晴らしの良い(例えば庭園がみえるとか、眺めが良いとか)席や、快適な方の席(例えば、椅子よりもソファー席)を女性のために、用意してあげる必要があります。

 

そして、例えば、女性が椅子に座る タイミングでは、 もちろん椅子を軽く引いてあげて、さらに 楽に座れるように 、椅子の背を軽く押してあげます。

 

ちなみにこのマナーは、 ヨーロッパの ある程度の特権階級では、代々継がれてきた習慣で、未だにある程度のお家柄の方だと、例え家庭内で、家族同士だけのディナーでも、 男性がそばに来て、女性の椅子のサポートをするのが普通です。

 

他の例でも、例えば、男性は食事の間中、ずっと女性のサポートをしなければいけないので、お飲み物が空になっているかどうか、のタイミングも、男性が常に目を配り、空になったらすぐについであげるのがマナーだそうです。

女性の役割も、知らぬが花にならないように

女性は、決して自分でついではいけないし、 他の人の分も、もちろん絶対につきません、これは女性の役割ではない、ということですね。

 

私が日本で、 新卒で働いていた時は、コレの全く逆でした、、 地位 が高いポストは、男性の方が多かったので、お飲み物などをついだりするのは、女性(特に新卒)の役割で、しぶしぶ無理やりやらされてました、、、、今ではもうこういった習慣は、ファッション業界ではもうなさそうですね!

 

ただ、もちろん、お食事時に男性の存在が皆無で、女性しかいなかった場合には、別です。

つまり、若い女性が、自分より年上の女性に気を使わなければなりません。

 

フランスでは、レストランでも、明らかなのですが、年上の女性への敬いを込めて、まず、年上の女性から、ワインなどもつがれたり、メニューも配ってもらえたりします。

これは、気を使ってもらって、嬉しいような、一番シニアな女性に見えたというのが、寂しいような、複雑な気持ちになりますが、、。

 フォアグラは、ナイフ無し、フォークのみ、仏人でも間違える率80%?

なかなか、興味深かったのが、フォアグラの食べ方です。

↓写真の通り、フォアグラといえば カフェ等のメニューにも今や入っているほど一般化されましたが(フォアグラのクオリティーはもちろん、ぴんからキリまであります。)

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クリスマス や、大切な行事ごとには、仏人にとっては、前菜としては、欠かせないメニューです。

大抵カフェでも、ナイフとフォークを用意するところが多いですが、基本的に、

パテとは違うので、絶対にフォアグラをナイフで頂いては行けないそうです。

又、パテとは違うので、パンに載せたり、塗るのも言語道断だそうです。

 

つまり、フォークだけをつかって、少量口にいれたら、次に少量ちぎったパンを口に入れる、といった動作を交互に繰り返すのが、フォアグラの正しい食べ方だそうで、これは、当のフランス人も、知らずにナイフを使ったり、間違った食べ方してる方が80%と思われます。

フォアグラの”フォ”と、フォークの”フォ”で、”フォ”アグラは、”フォ”ークしか使わない、と覚えておいて下さいね。

チーズはフォーク無し、ナイフのみ?

そして、前菜、メイン、の後、デザートの前のチーズは、逆に、フォークを使うのはNGで、ナイフだけを使います!

こちらは、フォアグラとは逆に、ナイフで軽くカットした後、パンの上にチーズを軽く載せて食べることが許されています。(もちろん、ナイフでチーズを塗るのはNGですので、軽くのせてから、頂きます。)

英国式と仏式の違い

両手、手持ち無沙汰になってませんか?

又、手は、膝の上というのは、英国式ですが、出来れば、特にビジネスでは、オープンんなイメージを出すために、必ず仏式に両手を(肘はもちろんつかず)テーブルの上に乗せるのがオススメだそうです。

これは、もともと、フランスでは、武器をもっていないという、友好の証として、

両手をテーブルに必ず乗せるという事から由来しているそうです。

 フォークやナイフの使い方、実は間違ってる?!

フォークやナイフ を並べる時は、フランス式 エチケットの場合の フォークの先の部分を上向きではなく下向きに置きます。

これも刃のような武器にもなりうる物騒なものは、下向きに置くという、発想から来ているそうです。

 

これは 刃の部分を下向きに置くことによって、フォーク の裏に、彫り込んであった王家や、各 家柄の紋章が 見えたから なのですね。

 

一般的には、現代の国際的マナーでは、イギリス式が採用されているため、フォークの刃の先もスプーンも、 日本と同じように上向きに並べるそうで、フランス式が採用されなかったことを、至極残念がられてました!笑

 

使い方はもちろん、外側から使っていきます。

切る音等かちゃかちゃ立てたりすると、周囲に不快なので、音を立てずに、スムーズに、とにかく周囲が快適に過ごせることに重きをおいて下さい。

グラスの持ち方、実は間違ってる?

おさらいになりますが、お飲み物の並べ方としては 細長いシャンパングラスがある場合は、一番左、次がお水、右側がワインだそうです 。

 

先述の写真のように、グラスのサイズは、左から、一番大きめのものが水用。

 

その少し小さめなのが赤ワイン用。

更に小さめなのが、白ワイン用だそうです。

ちなみに、グラスではなく、グラスの柄の箇所を持つのが鉄則です。(⇒これ、よく乾杯時に間違ってる人時々います。)

とにかく、”美しく見える”ことが大切なので、例えば女性だと中指と人差し指で支えながら、軽く薬指も添えるなんて演出でもOKだそうです。

 パンは手でちぎって食べてよいの?

ちなみに、パンは、水のある左側に置きます。

英国式、つまり現代の国際的マナーでは、パン皿が 存在するため、パン皿の上に パンを載せます。

 

しかし、フランス式の場合はパン皿なしで、 パンを直接テーブルの上に左側に乗せます。

これはなぜかと言うと、昔のフランスでは、硬めのパンが、お皿代わりに使われてたからだそうです。

つまりテーブルの上にパンを置いてその上に お肉やその他の食べ物を食べていたそうです。お皿代わりにパンを使っていたと言うと、ふわふわのパンが多い日本では、想像し難いですが、 フランスによくあるような、ものすごく大きくて、まだ数枚分用に、切られていない、パン屋によくある固めの、大きめのパン をご想像いただくと、 良いかもしれません。確かにお皿がわりにも使えるかも?!

乾杯のとき、グラス同士音を立てて良いの?

他にも、何時間も多岐に渡って、エチケットや、礼儀マナーのお話が、続きましので、全ては挙げられませんが、最後に、皆さん、ワインや、シャンパン等のグラスで乾杯するときには、グラス同士を軽くぶつけて、音をたてるのは、マナー違反でしょうか?

はいっっ!しっかり、マナー違反だそうです!笑

 

とは、知ってるものの、友達同士の乾杯では、グラスを上げるだけでは物足りず、結局乾杯して、グラス同士音が立ってしまっています!笑

 最後におまけで、隣の部屋も、ついでにお写真↓

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ここまで読んで頂き、感謝しています、皆様も、今日も素敵な日をお過ごしくださいね!

パリの、キッズ専用歯医者ってどうなの?歯が命の本当の理由。

子供専用歯科医と、大人専用歯科医、しっかり区別してる?

少し前の記事になりますが、フランスの歯科医は、子供専用と大人専用と、完全に明確に分かれているってご存知でしたか?

(日本でも、今はそうなのでしょうか?)

子ども専用歯科医、いたれり尽くせり

ご参考までに、↓写真、本日娘と行った、子供用歯科医。

↓待合室と書かれたピンクのドア。

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↓写真のように、受付の壁には、黄色やら、ピンクやら、水色やら、子供が喜びそうな、明るく楽しい、パステルカラーの内装。

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↓写真のように、ディズニーのお姫様たちが沢山並ぶ、歯科医のオフィス、雪の女王アナの人形やら、いろいろなぬいぐるみが、ぶら下がってたり、どこもかしこも楽しいデコレーション。写真の中の、横たわっている娘の前掛けまで、楽しいキャラクター柄です!

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しかも、子供なのにいたれりつくせり、フランスにしては、珍しくサービスが良くて驚きました。

 

 IPAD

検診または治療中に、子供が、IPADの映画を(先程の写真の真ん中右にIPAD見えますか)、寝ながら見れるようになっていて、看護婦さんが、どの映画が良い?等と尋ねて、セッティングしてくれたりします。

しかも、お勧めは、コレ、などとあらすじを解説してくれたり、

私はこの映画のこのシーンが大好き等と、まるでお友達かのように、楽しくお話してくれるのです!

 

↓横には、この歯科医に来た、子ども達の(これは、仏の小児科医や、子供向け耳鼻科、でも、多々見かけますが)可愛い、子どもらしい、愛らしい作品(様々な年齢の、子どもたちの絵)が、所狭しと飾られています。

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フランス人は、元々、日本より、子供達を、とても褒めて育てる傾向がありますが、歯科医でも、同じです。。

 

歯医者でギフト

大げさに、”ブラボー!何てCourageuse(勇気のある女の子)なのかしら!”、等と、やたらと大げさに褒めてくれた挙げ句の果てには、ねずみの絵のついた箱を、指さして、”その中から、好きなおもちゃを選んでね、お利口さんだったご褒美よ!”とプレゼントまでしてくれて、娘は、当然ご機嫌、ご満悦!

 フランスの習慣、歯とねずみの関係

ちなみに、何故、ねずみのモチーフかというと、フランスでは、乳歯が抜ける度に、抜けた乳歯を枕の下に隠すと、小さなネズミが、現金に換えて運んでくれる、という言い伝えがあり、子供たちは大喜びで抜けた歯を、枕の下に隠して、ねずみが、ご褒美の、おこづかいを運んでくれるのを、楽しみに待つ習慣があります。

 

様子を見ていた、こちらの方もワクワク、楽しくなってきてしまいました。

日本よりゆる~い、歯科医のコメント⇒”飴玉やら、チョコやら、甘いものは毎日、

食べてもいいから、歯だけは、せめて1日2回、1回2分は磨いてね!”

 

えっ、毎日、甘いもの食べて良いんですか、、?

飴とかって、禁止ではないの、、?

 

私の叔父が歯科医を経営しているせいか、家族、親戚中が、小さい頃から歯を気にしていました。

 

3歳までは、砂糖禁止?

母は、私が3歳になるまで、甘いものを一切あげない教育をしたため、小さい頃に、スペインに住んでいた時、公園などで、知らないおばあちゃんなどが、”あらまあかわいいわね、ほら飴玉あげるわよ?”等とくれても、飴玉が何なのかがわからなかった私は、中身の飴玉は捨てて、外側の可愛い柄の飴玉の包みだけとっておいたそうです。笑、これこそ知らぬが仏って感じですね。

 

自分に娘ができた時も、私も同じ教育をしようと考えてましたが、フランスでコレを実践するのは、結構、至難のワザです。

残念ながら、我が娘は、フランスでのお誕生日会に呼ばれて、初めて、飴玉の存在に気付きました。

我が家では、飴玉禁止で食べられないため、お誕生日会でお持ち帰りのギフトとして、よくフランス人のご両親が用意する、飴玉や砂糖をまぶした駄菓子などを頂いては、宝物のように崇めてます。。

 

 電動歯ブラシって、歯槽膿漏予備軍?

ちなみに、仏では↓写真の通り、子供も、電動歯ブラシが普通です。

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こちらは、動きも強弱調節出来て、トップのブラシも変えられます。

電動歯ブラシに慣れてしまうと、効率も良くて、疲れないし、時間も短縮できて、

良い事だらけに思えます。

ところが、意外と、電動で動きもダイナミックで、力が強く入りすぎてしまうため、歯肉を削りやすくなるため、歯槽膿漏の兆候が出てくるとの事で、日本の歯科医ではそんなに勧めてないようです。

 

そういえば、私が小さい時の、歯医者って、こんなふうだったかなあ?と自分が、小さい時に、通っていた、歯医者を思い出そうとしてみました。

よく考えると、小児科のように、子供専用歯科医なんてものが、存在したのも知らなかったし、いつも、叔父の経営する、万人向けの歯医者に、普通に通っていました。

 

母の妹は、歯科医の、会計士と連携してサポート。

その叔父の息子は、いずれ歯科医を継ぐために、親子で、修行中。

叔母の娘も、歯科衛生士で、働いているせいか、歯は命という程、本当に

歯の事がよくわかっている、家族に囲まれている、私。

 

 ホワイトニング

最新の、お勧めのプロ向け歯ブラシや、歯磨き粉、ホワイトニングやら、

審美のための情報も、色々と入ってくるのも、ありがたい環境です。

 

↓写真、右手溶剤が強いらしく、日本で認可が降りてるのか不明ですが、フランスでは、認可されている、家庭用の、ホワイトニングで歯医者さんの処方でしか購入できません。

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右手の注射器のようなものに溶剤が入ってるので、それを自分用に作ってもらった透明の歯型にいれて、一つの歯につき、3ミリ分位、全部の歯に注入し、3週間の間、毎晩3-4時間の間、その歯型を歯の上にかぶせて、じっと待つばかり。

ただ、3週間の間、歯にしみや色がのこりそうな、色味の、ベリー関係、抹茶、紅茶、コーヒー、等全て禁止だ。ということは、ヨーグルトやら、白っぽいものしか、食べられなくて、結構不便です。しかし、一度すると、1年近くは持つらしいです。

 

 追加で、上記同様、写真の左手下にある、2枚は、それぞれ、インターネットでも購入できる審美白です。

緑の方が1時間でスピーディに歯美出来るタイプと、ピンクは5分のタイプです。

1時間の方は、翌日大切なアポなどがあるときには即効性があって、便利ですが、5分の方は、正直やる前とやった後の違いがそんなに見えませんでしたが、、。

 レーザーの場合

ちなみに、ホワイトニングをレーザーですると(こちらでは、ニュースキャスターやセレブリティ等がたまにしてますが、アメリカほど、白い歯への執着がないのか、映画やテレビで見る、俳優たちの歯の黄色さに大変、驚いたものでした。

一瞬、中世にいるような気分になる程の色味の人も多くて、正直びっくりしました。)大体、7年ぐらい持つそうですが、あまりに白すぎて、自然じゃないと言う事で、ニュースキャスター等以外は、やる人が結構少ないそうです。

 

仏は、ナチュラルかどうか、というのは、非常に大切なポイントらしく、

胸の矯正やら、その他、見てすぐナチュラルでないものへの、見分け方にも優れてますし、人工的で不自然だといやがります。(歯並びの矯正は小さい頃から、フランスではよくさせますが、アメリカ程のレベルの、完璧な歯並びの矯正は、目指してないようです。)

ここが、アメリカ人と大きな違いかも。

人工的に創られた、完璧な美よりも、それぞれの個性が強く現れた、ナチュラルな美しさのほうが、好まれる、自然美。

仏に住んでると、映画やセレブリティだけでなく、普段のパリでも、”Naturelle!!”自然体”という言葉は、褒め言葉として、日々耳にする。

それでも、私は、歯は白くて、手入れが行き届いてるほうが、清潔感もあって、

清々しく、見る方も快適だと思うのですが!

 

鬱病や、癌患者の歯て違うの?

歯は命と言うけど、歯の白さが命という意味ではなく、例えば、重度の、

鬱病の患者などは、すっかり歯を磨かなくなるため、歯を磨かなくなると、

歯の汚れから発生するバクテリアが、肺に落ちたりして、重度な病気になって、亡くなる人も多いそうです。

 

がん患者などもそうですが、食後に歯を磨きたくなるか、、ならないかは(重症の場合は、誰かに磨いてもらうにしても)、その人の精神度を反映していて、生きたいか、生きたくないかに通ずるという話を、知り合いの脳外科から聞いたことがあります。

 

だから、意外なことですが、歯は重要な、生命のバロメーターになりえるのですね!

これからも、歯を大切にしないとな~、と実感した日でした笑

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

皆様にとっても、快適で、楽しい1日となりますように!

 

欧州のバカンス(長期休暇)とは?

バカンス(長期休暇)2週間~5週間

フランス人にとって、非常に大切な バカンスのシーズンが、やっと!やってきました~!(↓ちなみに、この写真一切編集してません、ルーフバルコニーからの眺め!)

1世紀前までは、特権階級のみ、のものだったバカンス、時間を指すそう。なんだか贅沢ですよね。

20世紀になると、中産階級なども、皆平等に、長期間の有給(バカンス)が取れるようになりました。1936年に2週間、20年後には、3週間、1969年には4週間、1982年には5週間の有給(連続休暇)が認められたそうです。

 

私は、今年は 、同時に、色々な新しいチャレンジもあり、両立しなければいけないことも多く、仕事量も多くて(ありがたいことですが) やっと~て力尽きた感じです。

 

(↓写真は、併設のプライベートプールと、その先に見えるプライベートビーチを見ながら、併設されてる私有公園でブランコする娘。)

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皆様もそうかもしれませんが、今年もやる事多すぎて、年中寝不足気味だった私は、 3週間ぐらいぶっ通しで、 この1年間 足りなかった睡眠を補うために、寝るのが夢~って思ってました。

 

過労死は、誰にでも起こりうる

前回の、”過労死しかけた私”の記事でも、お話した通り(下記ご参照下さい!)

 

www.naomi-a.com

 人間というのは、ぶっ通しで働き続けても、身体にいつか、つけが廻ってくるという経験をしたので、今は、リラックスしたり、身体を休めること、バカンスなどの大切さを一層実感しています。

 

毎日睡眠4時間で、やりくり、しなければいけなかった夫も、やはり、バカンス中は、毎日朝から晩まで寝ると言っていました。

フランス人は働かないというイメージがあるみたいですが、週に35時間しか働かないというのは、 特定の職業に限られ、もちろん給与も安いです。

ある程度の責任のあるポストになると、日本以上に大変かもしれません。

もちろん、マネージャークラスからは、残業代も出ないし、夜や週末に持ち帰る仕事の量は半端ではありません。

 

 バカンスの効用

日本で働いていた時、特に長期バカンスの習慣がまだついてなかった私には、(二泊三日、等の短期ならありましたが) 一か月のバカンスって、 バカンスボケしてしまわないんだろうか、等と考えていたものです。

 

 実際に長期休暇を とってみると、長期休暇に、その素晴らしい効果に気づきます。

とにかくリフレッシュできて、集中力が増し、要領が良くなり、インスピレーションが湧きやすくなり、まるでぶっ通しで瞑想をしまくったかのような、頭がすっきり冴えてクリエイティブな効果が色々得られます。

フランス人が、アートや、料理や、ファッションや、デザイン、ラグジュアリーブランド等、クリエイティブな 分野に強い、というのは、この長期バカンス のおかげなのではないか、 とも言われていたようです。

また インスピレーションが湧くことの他にも、メインは、普段時間がすれ違って、なかなか一緒に過ごせないパートナー、夫婦、子供、家族ともみっちり一緒に過ごして、リラックスして、家族の時間を楽しむ、という目的もあります。

 

バカンス日本、アメリカ、イギリス、カナダ

ちなみに、ヨーロッパは長期バカンスの習慣がありますが 、 アングロサクソン系の、 イギリス、アメリカ、カナダは、 せいぜい2週間だそうです。

 

今年の、日本の、10日間のゴールデンウィーク時には、 長期休暇に慣れてない、日本人をテレビでインタビューして、10日も何をするのか途方に暮れている日本人達や、 働いた方がマシと言っている契約社員の方々等が、フランスや欧州のあちこちのニュース番組で取り上げられました。

いやいや、いくら日本人でも楽しみ方くらいわかってるでしょ、、と私は思ったのですが、、。

 

スペインの習慣

前置きが長くなりましたが、 アリカンテという場所(スペインを代表するお菓子、テュロン/TURRONで有名なアリカンテです。テュロンで出来たアイスクリーム等、この地方ならではの、セレクションのお料理が楽しめます。アリカンテは、バレンシア地方に位置するので、スペインを代表するお料理、パエリヤでも有名です。)、スペインに来ています。

↓写真は、12階建ての、ルーフバルコニーから 見える 景色、目の前がです。

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夫や娘は私より一足先に、バカンス入りしていたので、私は仕事の関係で一週間遅れて、合流 してます。

 

 夜はこんな感じです。↓正直、 夏時間で、23時ぐらいまで明るいので、 この写真は 夜中に撮りました!

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↓併設されているプライベートプールと、プライベート公園見えますか?

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家族連れにぴったり!というのは、このバレンシア地方のスペインでは、家族のランチが15時~16時、ディナーは21時~22時過ぎ~からと、遅めに始まるのが普通で、治安も良いので、子供でも、ご飯食べ終わって、夜中に公園で、子供同士で遊んでたりしてます、)

日本では、考えられない状況ですよね?!

でもこれは、同じラテン系の、フランスでも考えられません!笑

フランスの普通の家庭のディナー時間は、通常19時か、どんなに遅くても20時過ぎかな~レストランだともっと遅くもありえますが、、。

 

娘の寝室&浴室と、我々の寝室&浴室( 仏では、コレをパランタルスイート/PARENTAL SUITEと呼びます、一般的な自宅にもあります。

両親の寝室の奥に、両親の洗面所や浴室などが揃っているタイプです。)がそれぞれ別れているので、待たなくても良いので、便利で効率的。

 

バカンスの一般的な1日の スケジュールは、 娘が 起きる少し前に起きて、朝食の準備。

この海が見える、ルーフバルコニー の、食事用テーブル に朝食 を置いたら、 みんなで 座って、波の音を聞きながら、この絶景の海を見ながら 朝食。

その後、 海に行きたいと、待てない 娘を連れてビーチへ。

一緒に 海に入ってくれとしきりにねだる娘と、波乗り。

(今年は世界中で、異常気象でしたが、アリカンテでもその例にもれず、地中海でのんびりした、アリカンテらしくない、史上初の波ありまくりの日々でした。しかも、史上初の、クラゲの発生に、残りの日々は、プールで過ごしました、、!!!この異常気象、どうにかして!)

 

スペインを代表する料理

その後プールに 行ってまたひと泳ぎ。 ランチは、同じマンションの地上階にあるレストランにて、 パエリアや、いかリングやら、 美味しい海の幸に舌鼓を打ちます。

 

ところで、スペインを代表する料理、パエリアは、イタリアのパスタやら、リゾットに匹敵する、お国自慢のお料理。

 

伝統的なものは、お米と、シーフード(ムール貝、エビ、いか、等)を煮込んだもの、が有名で、皆様もご存知だと思います。

ただ、このアリカンテが位置する、バレンシア地方のパエリアは、鶏肉や、ソーセージなど、肉が中心のパエリヤで有名で、元々は、ハンターが、お米を、獲物と一緒に煮込んだのが由来だそうです。

 

最近一番多いのが、このシーフードと、野菜や肉を混ぜた、現代風ミックスパエリヤ、多岐に渡る、素材の味が染み込んで、とっても美味しいです!

 

なお、このほかに、私の住んでいた、バルセロナ、カタルーニャ地方でよくたべられている、パエリヤに、お米の代わりに、フィデオ(マカロニの三分の一くらいの小さな麺)を入れた、パエリヤもありますが、今回食べ比べしてみましたが、やはり、お米に色々な味がたっぷり染み込んだ、お米のパエリヤの方が断然美味しいです!

 

ちなみに、レストランで注文する時に注意したいのが、パエリヤという正式名称は、バレンシア地方の種類のパエリヤ、にしか使えないそうです。

他の”パエリヤ”(スペイン語風に発音すると正式にはPAELLA/”パエヤ”ですが。)と私達が読んでいるものは、スペインでは、パエリヤではなく、ARROZ(米)CON何とか、というように、ご飯と何かを混ぜたもの、と、いう呼び方が、メニューには書かれています。

その後、スペインは、シエスタ(昼寝)の時間になるので、娘は、宿題(タブレットのスマイルゼミと、フランス語、と、未だに残ってて辞めたがってる公文、彼女にとっては苦悶になってます。)、私と夫は仕事。

この写真の↓絶景のビーチを眺めながら、右のソファーに座ってパソコンカタカタ

する私と夫。

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おやつの時間にアイスを食べたら、 またプール で ひと泳ぎしたがっている娘 を連れて、地上階にある2種類のプライベートプールへ。(↓写真は娘)

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その後、同じく、地上階のスペイン名物ストランで食べるか、簡単な夕食の準備をするか。(前回来た時は、お料理も家事もお買い物もしてくれる、東欧の女性がいたのですが。)

 

私達夫婦は、年齢的にもメタボを避けるために、なるべく夜は、ガスパチョ程度に、軽めにしたいところですが、育ち盛りの娘は、イカリングフライ、やら、スペイン名物の生ハム(ハモンセラノが一番有名)チーズ(スペイン産といえば、ケソ・マンチェゴ)やら、あと、何よりも、フランスと違うのは、おやつ類がこってり、ただでさえ日本より、おやつが甘いフランス、それを上回って、スペインはフランスよりさらに甘い!!

クロワッサンにすらたっぷり砂糖が上に乗っていて、本当に、砂糖だらけで、

心なしか、パリより、皆が太って見えるのは、避暑地でストレスないからか?

ここまで読んで頂き、ありがとうございました、皆さんもリフレッシュできますように!

過労死しかけた私。

迷いと決断、私にとっての人生一大事の決断は、日本を旅立って、パリに来た事だ。

私の人生を変える、人生最大の決断だったし、決断するまでは、もちろん大きな迷いと何年も戦った。

もう、15年前の話だ。

当時の私は20代、キャリア一筋で、若いのに大抜擢された。

世界最大の一流ラグジュアリーグループに、東京の業界一番の老舗ブランドに、ヘッドハンティングされた。

大手外資系化粧品のPRという仕事柄、表面的には、きらきら華やかに見えただろうと思う。

しかし、実際には、縁の下の力持ちで、PRという仕事柄は華やかに見える反面、朝早く、夜も夜中までどころか、早朝までという場合も多く、体力的にもきつかった。

自分のプライベートを多々犠牲にしなければならない職業であった。

同じグループ企業の、別の世界1,2を争う上階にいた別ブランドの同僚は、仕事を人生の優先にした結果、バーンアウト(燃え尽き症候群)に陥って、同じビルから飛び降り自殺したと聞いて、夜の残業が怖かった。

今の”ゆとり”世代からは、考えられない仕事ぶりであった。

彼氏なんて出来ても会う時間がなくて、失恋したり。

ストレスで、生理も止まった。

産婦人科には、子供が出来ないだろうと言われた。

でもそんな事は、誰も知らなかった。

業界では、やり手の〇〇さんという事でどんどん出世の階段を登っていたが、

実際はプライベートでは、ボロボロだったが、誰も知らなかった。

疲れすぎて、日に日に体調が悪くなっていった。

医師からは、原因不明の病気、ストレスではないか、と言われたが、

当時は、バーンアウト(燃え尽き症候群)という病名は、まだ誰も知らなかった。

自分の人生が一生仕事だけで、終わってしまうなんて、考えるだけでも、虚しくなった。

結婚もせず、子供も産めず、いくら仕事をしても、良い給料をもらっていても、

そのお金を使う暇もなく、休みもとれなくて、一緒に旅行にでもいく彼氏すら、楽しい時をシェアできる愛する相手さえいない人生なんて。

一体なんのための人生なんだろうかと、虚しくなった。一生懸命働きまくって、最後には、一人っ子の私は、両親の介護で終わるのだろうか、と虚しくなった。

長く生きていてもしょうがないと思い始めてきた。

そんな私を見かねて、母が「お休みもらえないなら、もう会社辞めて、少し休んだら?」と言って来た。

私は、そんな母をたしなめるように、「プライベート犠牲にして、ここまで頑張ってきたんだから、ここまでやっと登れたのに、このポジションを捨てるなんて、人生棒にふっちゃうのと同じだよ!!」と叫んだ。

でも、日に日に体調は悪くなっていき、言いたいことを言えない不自由で声が出ないくらい喉が定期的に腫れ始め、その周期はどんどん短くなり、病気の期間が長くなっていったが、仕事は休めなかった。

我慢ばかり、そして寝不足で、激ヤセ、疲れすぎて、涙が出た、起きるのが億劫すぎて、もう頑張り続けられない。

こんなに結果出しても、プライベート犠牲にして、いくら頑張っても、給与が上がるどころか、来年の目標は更に高くなる。

結果を出せば、結果を出すほど、翌年の仕事の達成目標が更に高く設定され、自分が頑張れば頑張るほど、結果を出せば出すほど、自分の首を締める結果となった。

 

母はしつこく、毎日のように、心配して、「このままでは過労で死ぬから、もう仕事辞めなさい、としつこく言い始めた。」

でもここで辞めるなんて考えられなかった。

結局体調のあまりの悪さも有り、仕事を続けられなくなり、母の言う通り、30前だけど、今なら、キャリアも恋愛も、初めての一人暮らしも、人生の全ての初挑戦をゼロからやり直す体力も気力もあるかも、と自分を信じたくなった。

成功してもしなくても、自分の選択を一生後悔したくないし、全責任は自分にあるのだと知っていた。(もちろん母や親友以外の周囲は皆反対した、勿体無い~、もう30になるのに?等と、決断をゆるがす人が多く、応援してくれた人は少なかった。)

”もう成功するまで、(経済的にも)一時帰国であっても、日本に戻ってこれない”プレッシャー”を自分にかけながら、会社を辞めて日本を去った。

あれから何度か後悔した時期もあったけど、15年たった今は、やっと、この決断をして後悔してないとはっきり断言できる。

あれから、恋愛もキャリアも、紆余曲折色々あったけど、ソウルメイトと出会い、結婚して、なんと生まれないはずの、子供も出来た。

仕事も、あんなに上り詰めたのに、フランスでは、又ゼロから始めなければならなかった。

下積みも長くて、正直キャリアに関しては、何度か後悔しそうになった事もある。

あのまま、順調に登っていれば、と思いを馳せることもあった。

でも、色々な経験を経て、何とか自分の会社を立て、クライアント様のお蔭で、生計もたつようになり、現在に至る。

 下積みの大変だった時期の話は、(また今度じっくり書くために)省いてしまったが、私が今の若い人達、又は若くない人達にも、一番言いたいことは、

周囲のノイズよりも、自分の心の声をひたすら信じて、聞くこと。

私は決断までに、特に大きな決断のときはかなりの時間をかける。

その事を考えると、わくわくするかどうか、つまり心の中がくすぐったくなるような、

 感触があるかどうか、がサインである。

周囲は、常識的な悲観的な事例を沢山並べるかもしれない。

でも自分の心がわくわくするなら、コネがなくても、誰も知らなくても、異国でも、なんとか乗り越えていく力があるという事で、実際、万事最奥が馬のように、なんとかなっていくものだと実感しまくった。

だから、自分が少しでもやりたいと思ったことは、無理だという周囲のノイズを聞き入れず、迷いを振りはらって、決断してみても良いと思う。

勇気がいるが、十数年後に、振り返った時に、あの時、周囲のノイズ(参考程度に聞く)ばかり受け入れずに、こうすれば良かった、という後悔は一切なくなる。

自分で自分の人生を創っていく、決断、自分の人生の選択は、尊いものだ。

自分を大切にして、いくつになっても、自分の心の声をきいて、わくわくに導かれながら、やりたかった事が残ってる限り、挑戦し続けたいと思う。

これを書きながら、自分の心の声の喜びを感じた、迷いと決断を書く機会を下さった、”りっすん”さんにも、心を込めて、パリから、ありがとうと言いたい!

 

#「迷い」と「決断」

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日本の男女平等レベルが後進国並みに低かった件

本日は、全仏オープン開幕日でしたね 。

こちらが、本日、全仏オープン、試合会場ローラン・ギャロスの、メディア関係者のみ入れる 社員食堂です。

 

名前もそのまんま、”メディアレストラン”(笑)。わくわくしながら、入ってみると、前菜、メイン、パン、チーズ、デザート、とフルコースで、種類も豊富ですが、まあまあ、仏の普通の社員食堂かな、普通の社食よりちょい割高。15~20E。

 

私はサラダとフルーツ、安めの学食といった感じのお値段、15E(日本円で約2025円)。

そう、パリは、東京に比べて、物価が高い!(特に昼間の食費やレストラン。)。

メニューは、そこまで珍しいメニューではなかったので、結局載せてませんでしたが、リクエストがあったので、食べる前の写真だけ↓、下記追加しました。

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メディアレストランの入り口の、テニスの写真↓は、19世紀に、生理学者、発明家として有名だった、エティンヌ・ジュール・マレ氏の発明した写真銃の、連続写真だそうです。

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人物写真の動きを研究した、この写真銃は、後のリュミエール兄弟(1895年に、世界初の実写映画作成)の、画の原型となったそうです。

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WOWOW の 撮影等で来ていたフローラン(ダバディ氏)や、そのチーム(いつも笑顔で、フランスでスーパースターなのに、常に謙虚で素敵な伊達公子さんを始め、キャスターの方々)と偶然ランチをご一緒する事に。

 

ひえ~テニス1度位しかやったことなくて、テニスに疎い私、今日のために、ちらりとルールは勉強して来たけど、こうなると知ってたら、もっと勉強?してくれば良かった~!

 

フローランは、トルシエ監督(2002年に日本代表を初の決勝トーナメントに導いた、仏人のサッカー監督)の通訳後に、プレミア編集部で働いていた時から、(当時LVMHでPRをしていた私)仕事絡みで出会ってから、もう15年も、、!光陰矢の如し!

 

フローランは、知的教養がある大人な紳士、かと思うと若々しくてユーモアもあって話が面白いし、NEWS WEEK等にも、色々と日本やフランスに関する興味深い記事も書き続けています。

www.newsweekjapan.jp

フローランの上記の記事は、フェイスブックでも、シェアしました。

この記事に絡めて、男女平等の世界ランキング、フランス12位だと皆さん、知っていました?

日本は低いだろうな~、と思っていたら、案の定、G7(先進主要国首脳会議の訳⇒仏、米、英、独、伊、加)の中でも、日本は圧倒的に最下位不名誉110位!マジですか?しかも149カ国中、、。

日本て先進国なはずなのに、何か恥ずかしい。

日本では、国会議員、政治家・経営管理職、教授・専門職、高等教育(大学・大学院)等、社会のリーダーシップを発揮すべき分野で、男女平等度が大変低い(つまり男社会)ためだそうです。

ちなみに、1位から4位までは、アイスランド、ノルウエー、スエーデン、フィンランド、と北欧諸国占めています。ちなみに、トランプ首相のいらっしゃる、米国は今や51位意外男女平等ではない!事が判明。

でも日本よりマシか、、。

話がそれてしまいました。

↓こちらの写真は、ローラン・ギャロス内に、この全仏オープンだけのために設置された、フランステレビ様保有のビル。

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ご存知でない方々のために、念の為、フランステレビは フランスが100%出資している株式会社国営です。

↓2024年のパリオリンピックのメインスポンサーらしいです。

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フランステレビと提携してる 日系大企業様多く、日本人も割といました。

 

↓寫眞の、私のいるビルの 真ん前から見えるこの建物は、一番大きいメインのフィリップ・シャトリエと呼ばれるセンターコートで、このオープンエアのカフェ風のオフィスから、観客席も見えて、ちょうど錦織さんがプレイをする日だったらしく、1日中歓声やどよめきも聞こえて来て臨場感たっぷりでした!!

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元々、テニス発祥の地は、フランスらしいです。

16世紀には貴族の遊びとして定着し、ジュードポームと呼ばれたそうです。(直訳は、手のひらの遊び)

ローラン・ギャロスは、世界で初めて地中海横断飛行に成功したフランス人飛行家で、当時の英雄だったそうです。

しかもテニスではなく、ラグビーを嗜んでいたそう。。。

当時のパリのスポーツ協会の会長で、旧友でもあった、ラグビー仲間の彼が、

ローランギャロスにちなんで、このテニス施設を設立した時に、名付けたそうです。

 

全仏オープンの試合会場であるローランギャロスは、グランドスラム(4大世界大会の事)英・豪・米・仏の中で唯一のクレーコート(レンガの粉である赤土)で知られていて、 技術だけでなく強い精神力 も必要とされる最も過酷なトーナメント で有名だそうです。

クレーコート(赤土)や、テニス選手が好む練習会場については、以前書いた、こちらの記事をご参照下さい。 

夕方、フランステレビのビルを出ると、ローラン・ギャロス内の、センターコートから、スザンヌ・ラングランコートまでの移動も出来ないくらい、大通りがこんなに↓(写真)コミコミ!

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帰りは、娘に頼まれていた、ここでしか購入できないグッズを探しに(グッズはグランドスラムの中ローランギャロス一番お洒落で人気)。

↓写真、キッズキャップやら、ピクニック用座布団(フランス人はピクニックがお好き。)やら購入して、徒歩15~20分で帰途。

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本日も、充実した、満足な仕事日が過ごせた事に感謝したくなりました。

 

歩きながら、最近はまってる便利なアプリ、秋山まりあさんの100%自分原因説体験型ワークの、”今日のハッピー”の箇所に、感謝を10個列挙して、アプリに登録。(⇒私のバイブル、ロンダ・バーンさんの”マジック”という本で読んだ、感謝方法を参考にしてます)。

 

スピ系は、又今度別の機会に詳しく話したいと思います。

皆さんが、明日も、満足な1日が過ごせますように!

P.S.そういえば、28日火曜日、仏時間13時からは(日本時間20時)、いよいよ、大阪なおみさんのローラン・ギャロス初入りですね。

 

クレイコートは、慣れてないと大変ですが、日本の皆さん沢山応援してあげてくださいね!!

フランスでも今回ファンが増えることを祈っています!

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。 

 

エルメス、シャネル、ヴィトンが半額になる裏技

パリにて、MEDEF(仏商工会議所のようなもの)主催の、

有意義なイベントに、ご招待されました。

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 大使館関係者や、現仏マクロン政権の、政府の高官の方々などの方々が、入れ替わり、立ち代わり。

写真は、↓各業界のビジネスパーソンたちと、活発な講演&討論会。

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テーマは日仏間の(正式には、日本とEU間です。なので、例えば、EUを離脱した、

イギリスは、含まれません。)、EPA(経済連携協定、ECONOMIC PARTNERSHIP AGREEMENTの略)発効と詳細について。

 

つまり、 ヨーロッパとの、貿易の自由化、人や資金の移動(労働ビザの規制緩和)、サービス、等の連携を深め、推進するプロジェクトの概要です。

 

消費者の方々のために、一言でわかりやすく言うと、もうすぐ、2月から、

欧州からの、高級ブランド品、ワイン、チーズ等、その他の関税が撤廃されて、 日仏間の、関税の障壁がなくなります。

 

そうなると、日本での、上記の商品価格が、低くなる事が予想されますので、

消費者の、購買意欲をかきたてますよね。

 

 気になる高級ブランド品の、エルメス(→エルメスについては、こちらの記事を、

お読み下さい。)

happyeurope.hatenablog.com

シャネルヴィトンディオールや、サンローラン等、、ワインチーズに目がない方も、え~全部値下げ?

と、ワクワクしてる方も多いかもしれません! 

 

日本は、ご存知のように少子化高齢化(現在日本の総人口は、1億2649万人、2065年には、8808万人になると、言われています。つまり、今後47年間で、3841万人も、人口が激減するわけです。しかも65歳以上が、38,4%を占めるという、高齢化社会)で、年々人口が、減少しております。

 

将来的に、海外に活路を見出す必要があるため、こういった協定を、他国と、

活発に、結んでるのですね。

 

史上最大規模の、すごい経済協定になります。

 

 どの位凄いのかというと、ご参考までに、日本EUと、年間約8兆円の、
輸出入を行っているそうで、史上最大規模のプロジェクト、世界のGDPの、
なんと約3割!!(GDPとは、国内総生産を指し、その国の経済規模や、
景気動向を表す指標として、重要視されています。)を誇ることになります。
 
つまり、世界貿易約4割を占める、(つまり、635億人の消費者が存する)、自由貿易圏が誕生することになるそうです。
 

消費者だけでなく、日欧共に、ビジネスチャンスが増えるので、日欧経済活性化に、確実に貢献しますよね、楽しみです。

 

何しろ、似たような例を出すと、日チリ間で発効した、ほぼ同じ協定のおかげで、

10年でチリワインの輸入が、5倍にも増えたそうです。

(どうりで、この10年でやけにみかけるようになったのですね。)

 

さて、前置きが長くなりましたが、ヨーロッパからのどんなカテゴリーが、

関税分の価格分、安くなるのでしょうか?

 

詳細伺うと、2019年2月から、すぐに適応されるものは、

(繊維品)13、4%、ワイン15%、のみ。

 

つまり、エルメス(スカーフなど)、シャネル、グッチ、ディオール、

ドルチェ&ガッバーナ等、高級ブランドの服、イタリアやフランスワイン等は、

2月から、すぐに関税撤廃。

 

なので、日本では、ヨーロッパから輸入している、ブランドの価格引き下げを検討し、

取り扱う商品を増やそうとしている、百貨店等が、多いようです。

 

但し、欧州ブランドのお洋服とはいえ、バーバリーのような、EUを離脱した、

イギリスブランドの、関税は撤廃されません。

 

パリコレに参加してるような、高級ブランドだけではなく、たとえば、

ヨーロッパEU加盟国である、スペインのZARAブランド、スウエーデンのH&M等、

特に高級ブランド品ではない、全てのお洋服にも適応されます。

 

又、肝心の、エルメスやシャネル、ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ルブタン等の、高級ブランドのバッグやお財布、靴などの革製品に関しては、いかがでしょうか、関税率は30%なので、かなり大きいですよね。

 

残念ながら、こちらは、11年後、つまり、2035年という、かなり長い

猶予期間がもうけられています。

 

カマンベールやモッツァレラ、粉チーズなどの、関税率はかなり高く、

2月から段階的に徐々に下げられていき、ハードチーズ(チェダー、ゴーダ、

クリームチーズ等)と一緒に、16年目の、2035年に完全関税撤廃の模様。

 

アメリカより、遺伝子組換えや抗生物質等の使用規制が厳しく、

オーガニック等に益々敏感な、仏や、ヨーロッパの牛肉や、豚肉、鶏肉、サバ、マグロ、等が日本に安くで入ってくるのは、日本の消費者にとっては、良いニュースです。

 

肉類を始めとする上記は、38%と関税が高いのですが、2月から9%激下げ、

2035年には、ゼロに完全撤廃というのは、糖質制限などをされてる方には、

朗報ですね!

 

パリの7区のボンマルシェなどで、仏からの、お土産に定番の、

チョコ、キャンディー、塩、などは、11年目つまり、2030年に、

完全撤廃予定。

 

それでは、逆に、EUから日本への輸入品の中で、どんな物品に影響があるのでしょうか?

 

醤油、ぶり、帆立貝、日本酒、たばこ、調味料、植木、酒類、緑茶、盆栽

は即時に、2月から無関税

 

日本食ブームに、拍車をかけるかもしれませんね!

 

特に、仏のミシュランの星付きレストランでは、柚子を使用するのが流行ってるので、柑橘系の柚子も、この協定品目に入ってます。

 

パリのお寿司屋さんでは、事前に調べないと、(私の大好きな)ホタテのお刺身や、

お寿司は、なかなか食べられませんが、そうなると、今後増えるのでしょうか?

 

無関税になるのは、嬉しいですが、レストランや、日本食品店が、急に、

値下げをしてくれるわけではないかもしれませんね。(日本の食材は、

ただでさえ、日本の三倍以上で高額なのに、、、)

 

お米にも、適応してほしかったな~と思いますが、お米は、この協定外です。

 

日本が、主力となる、乗用車は7年目に、完全撤廃

5億人の大きなEU市場への輸出拡大チャンスとなるわけです!

 

これは、カルロス・ゴーン氏の言う、陰謀とも関わっているのでしょうか?

 

仏では、証拠もないのに、一方的に、、、と、ゴーン氏に対して、かなり同情的な

ニュースになっていると同時に、日本の刑務所での、仏人にとっては、

想像を超える、刑罰の厳しさに、皆驚いているようです。

 

外国人が、日本に期待している、テレビ等の電化製品は、2025年に

完全撤廃されるようです。

 

東京の、秋葉原等で、いつも、最新のハイクオリティーの電化製品を、

探し求めている、欧州の方々にとっては、朗報ですね。

 

最後の、カクテルの写真がとれず、すみません!

 

 ここまで、お読みいただき、どうもありがとうございました。

 

本日も、皆様が、有意義で、楽しい、ほんわかした1日が、過ごせますように! 

ロベルト・アラーニャ今世界一のオペラ歌手!ヌレエフ誕生80年目?

フランス (ヨーロッパも) の年末は、年越し最大イベントで、

家族やお友達と皆で盛大に過ごして、一緒に新しい年を迎えます。

 皆さんは、年末、いかがお過ごしでしょうか?

 

日本のお正月に匹敵する位の、どちらかというと、家族だけで、割とおごそかに過ごす大切なイベントが、クリスマスだとしたら、家族やお友達なども含めて、わいわいパーティーをするのが31日で、お決まりのフォアグラや、サーモンシャンパンなど、定番プレートで乾杯します。

 

去年は、12月31日のチケットが、運よく取れたので、パリオペラ座にて振舞われた、カナッペや、シャンパンで夫と乾杯し、家に戻ってから、年越しそば等を食べました!

(ちなみに、バルセロナに住んでいたころは、年越しに、自分の年齢の数のぶどうを、鐘が鳴ると同時に食べる、という習慣がありました。お国柄それぞれ習慣も違って、興味深いですね。)

 

今年は、30日のチケットしか取れなかったので、パリオペラ座(バスティーユ)にて、バレエ、シンデレラを観劇しました。(→バレエについては、こちらの記事をお読み下さい。)

 

happyeurope.hatenablog.com

 写真↓パリオペラ座バスティーユのクリスマス

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実は、今シーズンは、バレエ界歴史に残る、重鎮の、ルドルフ・ヌレエフ誕生80年になるため、既に、彼にまつわる、展覧会等が、先駆けて始まっており、来年は、ヌレエフへのオマージュのイベントが、あちこちで開催される予定です。

 

こちらの写真が、↓ヌレエフへのオマージュ、トーシューズのツリー。

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さて、そんな世界的ダンサーであるヌレエフが、パリオペラ座ディレクターとして、活躍していた時に、創った、ヌレエフ版シンデレラ↓が演目でした。

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(↑2005年と2018年のそれぞれ見た時のプログラム、どちらも折り目や印が、、すみません。)

このシンデレラが創られた当時は、とてもモダンで、画期的で、男性ダンサーの出番を増やした振り付け家としても、知られるようになりました。

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↓ちなみに、写真のこのシンデレラは、2005年に拝見した、ヌレエフ版のシンデレラと同じで、時代を経ても、素晴らしかったが、衣装に関してだけは、2005年に見た時とかわらず、ハナエモリ

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気のせいか、少しだけ時代を感じてしまいました。

(80年代に創られた、このヌレエフ版の演目は、ハナエモリのパリコレ全盛時代だったのでしょう。)

 

ヌレエフは、バレエダンサーとして、世界的にも有名だったため、

バレエを習っていた、私も、小学生で、森下洋子とヌレエフの白鳥の湖を、

当時生で見れたことは、本当に一生忘れられない想い出で、今でも、親に感謝している。 

 

シルビ・ギエムとヌレエフがパートナーで組んだ時も傑作で、素晴らしかったな~。

 

やはり子供の時に、出来る限り、色々良いものを見せるのは、感性も磨かれるし、

教育の一環として必要だなぁと実感しています。

 

せっかく、パリに住んでいるのに、多忙で、なかなかまめに美術館等に、娘を連れていけてない私と夫。

反省も含めて、今後は、娘のためにもきちんと将来を見据えた、教養や感性を、身につけていってもらいたいな~と、実感しています。

 

今年、家族で、娘も連れて行けて、本当に素晴らしい傑作と、実感できたコンサートは、今世界一オペラ歌手と言われている、ロベルト・アラーニャと奥様の、パリ・シャンゼリゼ劇場での、イタリアンオペラ特集でした。

チケットが取れて本当にラッキー。

このために、パリ、シャンゼリゼ劇場にて、お気に入りのワンピースでポーズ。

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来年からは、私ももっと時間をみつけて、娘のために、益々もっと良いものを

見せていってあげたいな~。

 

親の方針で、我が家ではテレビ禁止で、テレビ無し育ったのですが、映画は、小学生の時から、親がよく見に連れて行ってくれました。

 

親が選んだ監督の、映画や、仏映画(当時は、東京渋谷Bunkamuraの映画館や、銀座、六本木等の、映画館が多かったですね。)やら、デザイナーだった、

個性的な母のこだわりで、ある意味、とても偏った育ち方をしたのかも

しれないですね。

 

母の同僚やら、お友達の、ホームパーティーなどでの、ファッション業界のおよばれでは(当時は、仏外資系のファッション業界では、まだ、子供がお洒落という認識はなくて、子持ちは、母しかいなかった。)私一人だけ、大人に紛れて、大人のお洒落な会話を聞いていました。

 

まだ、小学生だったのに、兄弟もいなくて、大人達に慣れていた私とは、

環境が全く違った同級生達とは、いまいち、話が合わなかったけど、

テレビがない代わりに、古今東西の読書没頭し、オペラやら、バレエやら、

美術やら、映画やら、色々見せてもらって、感受性が強くて繊細だったけど、

想像力が物凄く豊かで、自分の想像の世界に羽ばたいていて、今考えると、

それはそれで、楽しい子供時代だったなと、思いだされる、今日この頃です。

 

母や父のお陰で、美しいものやイメージで、心や感性をいっぱいにした子供時代が、

過ごせたので、その時の、全身が鳥肌で、震えて涙が出るような、深い感動は、

今でも思い出せるくらい、心に残っています。

子供の時に経験する感動は、大人のそれより、たびたびおきるし、全身で感じるので、幾分繊細で深い気がします。

 

それでも、今年の11月上旬の、お誕生日に見れた、ロベルトアラーニャと、奥様とのオペラコンサートでは、心が震えて、感動の涙を流した数分があったので、嬉しかった。

ワクワク感動って、健康に良いらしいです。

感動して気分が高揚した後は、いつも気分がすっきり、さわやかで、ハッピーな、説明しがたい感情やバイブレーションに、満たされますよね。

 

今年も、最後まで読んで頂き、本当に、どうもありがとうございました。

今年も、色々な人に出会い、色々と大変お世話になり、感謝しております。

皆さまも、素敵な年末&年始を、お過ごしくださいね。

来年も、皆さまとお会い出来る機会を、楽しみにしております!

 

おまけ、31日、夫と、友人宅にて年末パーティー。

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今年は、結婚10周年でした、いつもサポートしてくれてる夫にも、本当に感謝、

 

2019年も、よろしく!

 

 

パリ一番のバレエ学校の中身が凄すぎる件

 こんにちは、フランス、パリでは、サンタクロ―スが、道行く子供たちに、

ボンボン(飴)を配ったり、すっかり、クリスマス一色となっております。

 

 興奮して、サンタクロースとの写真をねだる娘。

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それぞれ、別の国に住んでいて、中々会えないお友達からは、自宅ツリーの写真がどんどん送られてきます。

 

こちらの写真は↓、友人アメリの家族のツリー、小さい女の子の手に届かないよう、全て丈高めの位置にデコレーションを配置したとの事。約2メートル位。

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フランスは、隣国と比べると、いたって、コンサバなツリーいわゆる、緑系のツリーがお好み。(というのは、プラスチックではなく、ホンモノの木を買うため)

フランス人の好む暖色、赤色を混ぜた、デコレーションのツリーが多いようです。

 

以前、イタリアで拝見した、白と、控えめなベージュゴールドのツリーは、とてもセンスも良く、素敵でしたが、パリでは、そんなプラスチックなツリーは見かけた事もありません。

 

しかし、実は、フランスのそれは、エコロジーとも、関連があるのです。

 

環境保護というと、これ以上、クリスマスツリーのために、木を切らずに済むよう、

プラスチックの木で毎年済まそうと、考えがちですが、実は、プラスチックを作るための、環境汚染は、想像以上のダメージを地球にもたらします。

 

エコロジーのためには、環境を破壊する、プラスチックのツリーではなく、本物の木材のツリーを毎年購入し、倍以上の木を更に植えていくプログラムが、仏でのエコシステムになっているそう。

 

もっとも、更に、エコロジーの意識の高い人々は、何と、ツリーそのものを買わずにでツリーらしきものを親が創り、ツリーの飾りをデコレイトしたもので、代用したりしてるそう。子供達は、いささか、残念そう。。

 

さて、写真の通り↓、娘のバレエのレッスンに行くと、クリスマスツリーデコレーション用の、王子様とカップルで踊るバレリーナ達のお人形の、豪華なツリー用デコレーションやら、

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↓小さな様々な色のツリー用デコレーショントーシューズやら、とても素敵です。

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このスタンロヴァは、アマチュア部門ではパリ一のバレエ学校です。

 

この大人気のバレエスクールでは、子供を4歳から登録しないと、その後途中から入会するのは、なかなか、至難の業。

 

登録当日も、皆4~5時間前から、並んで自分の番を待ちます。

 

スタンロヴァは、一般、子供と大人向け(私も実は通ってます笑)のクラスと、オペラ座と同様に、プロを育成するバレエレッスンの枠も、あります。

バレエダンサー等、プロを目指す子どもたちは、ETUDE/SPORT(エテューデュ/スポール)という、プログラムに登録します。

午前中は、学校で、お勉強、午後はバレエ学校という、スケジュールを毎日繰り返します。

バカンス中は通常子供のクラスは、完全にお休みになるため、大人のクラスに混ざって、バレエスクールで頑張ってる子供達を見かけます。

(ちなみに、フランスの子供達は、7月と8月の2ヶ月間の、夏季長期休暇と、10月、12月、2月、4月に、それぞれ2週間ずつ、カトリックの行事にちなんだお休みがあります。)

 

↓バレエにちなんだ、パリバスティーユオペラ座と、トーシューズについての記事は、こちらをお読みください。)

happyeurope.hatenablog.com

オペラ座などでの、バレエ関連商品の仕入先正式契約は、REPETTO(レペット)と思われている方々も多いのですが、実は、こちらのSTANLOWA(スタンロバ)が正式だそうです。

 

発表会も、2年に一度、PALAIS DE CONGRESという、本当に、プロのバレエや、観劇や、コンサート等の会場として、使用されている、有名な場所を貸し切って、豪勢に行います。(この件については、又別の機会に、詳しく書きますね。)

 

子供達の豪華な衣装から、ビデオ、写真、他全て、大人も子供も楽しめる、忘れがたい、大型イベントとなっているため、参加する親子も、まるでプロを観劇するかのように、正式にチケットを購入する必要があり、こちらも、良い席は前日から並ばないと、あっという間に売り切れてしまいます。

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↓バレエの後、バレエ学校のお友達の、お洒落な、マレ地区の家に遊びに行くと、早速、このスタンロバのバレリーナデコレーションが、ツリーに飾られていました!

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↓子供4人のための、写真のおやつのケーキは、全てクリスマス絡み。

中央下は、サンタさんの赤い帽子、周囲とてっぺんの、ふわふわの、わたの白い部分も、しっかり創られていて、思わずにっこり。

(ちなみに、赤色は、フランボワーズでつくられていました。)

右は、サンタさんの赤いそり、左は、サンタさんの空の流れ星、上は、金箔を施した、

クリスマスチョコレートケーキだそう。

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そういえば、この時期甘いものの食べ過ぎで、虫歯の患者が急増するそうで、大人の歯が成長中で、顎が痛むという娘を、子供用歯医者に連れて行くと、歯医者の入り口にも、クリスマスツリーが。

 

ツリーの周囲には、デコレーションとして、クリスマスプレゼントの箱が沢山並べられている。

そうとは知らない娘は、わあーこれって本物のプレゼントなの、中身ももう入ってるんでしょう?まだ24日夜ではないのに、もう?と感激する娘、、。笑

 

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さあ、今年もサンタさんプレゼント持ってきてくれるかな~。

皆様も、どうぞ楽しいクリスマスをお過ごし下さいね!

 

追記、クリスマス後、娘も、スペイン人のお友達も、近所のお友達も、皆同じお人形をサンタクロースさんから、もらったと判明!!

アマゾンの今年の人気売上ランキング1位は、何とこの赤ちゃんお人形だったそう。泣いたり、笑ったり、しゃべったり、目をぱちぱち瞬き、おしめにおもらししたり、寝るときも目をつぶる。

↓超リアルな赤ちゃん人形。(あまりにサイズ感もリアルなため、人形感を出すために、目だけは漫画のように大きくつくったそう。)f:id:HappyEurope:20190131072749j:plain

お人形の目が、青いため、自分の目とお揃いだから、自分のためにサンタさんが、

わざわざ揃えてくれたのだと、大喜びで可愛がる娘。

(クリスマスは、仏の田舎へ。)

 

↓スペイン人の、お友達のイネスちゃんも、サンタの持ってきてくれた、赤ちゃんの、お世話で多忙だそう、、。笑 

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 ここまで、お読み頂き、ありがとうございました。

皆様が、ハッピーで、あたたかい、クリスマスが過ごせますように。

ノルマンディーよりお送りしました。

(修正なしのノルマンディーの海辺の夕焼け、冬の海辺で、砂のお城を作って遊ぶ、近隣の方々)

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コート・ダジュール!セレブが集まる高級リゾートに行ってみた!

こんにちは、ようこそ!このブログへ、たどり着いていただき、

ありがとうございます!!

フランス、パリよりお便りしています、皆様、いかがお過ごしですか?

 

スキーシーズンになりましたね。

欧州の高級スキーリゾートは、スイスのサンモリッツが有名です。

フランスでは、COURCHEVEL(クールシュベル)等がありますね。

寒いはずのロシア等、世界中から、わざわざ富裕層が集まります。

 

世界中からセレブや富裕層の集まる、仏髄一の高級リゾートといえば、

南部の保養地には、コート・ダジュールがあります。

 

コート・タジュールは、カンヌ映画祭で有名なカンヌや、クルーザーだらけのサントロペ等がある、高級リゾート地区一帯を指します。

私も幼少期に住んでいました。

 

私も、プルーストのマドレーヌのように、コートタジュールの、有名なおやつ、トロペジエンヌが無性に食べたくなるときがあります。

(とはいえ、牛皮などの和菓子、どらやきや、日本ならではの、いちごのショートケーキ等にも、目がありません。パリの日系お菓子屋さんについては、又今度書きますね。)

 

皆さんは、このサントロペ発祥有名郷土菓子トロぺジエンヌ食べたことありますか?

 

パリジェンヌは、パリの女の子/女性という意味ですが、トロペジエンヌも同じく、サントロペの女の子/女性という意味があります。

 

元々は、仏のマリリン・モンロ-と言われる、女優ブリジット・バルド-が、60年代に ” Et Dieu… créa la femme ”(そして神は、女性を創った) 、邦題タイトル「素直な悪女」の撮影中に、差し入れのおやつが大変気に入って、タルト・トロペジエンヌ(Tarte Tropézienne)と名付けたと言われております。

 

ベースは、バターと卵を使ったリッチなパン生地・ブリオッシュ。

 

イメージとしては、コートタジュールのどこのパン屋さんやお菓子屋さんでも販売している、クリームパンですが、パリの一般的なお菓子やさんでは実はなかなか見つかりません!

 

色々なバ-ジョンがありますが、今回珍しくパリで見つけたバージョンは、なんと苺!

元々クリ-ムたっぷりの、こってり目の、このおやつは、パティシエの御友達も、苺なんて珍しいと大喜び!

 

苺のお陰で、すごく軽い感触で、なんだか爽やかで、超美味!

 

ほとんど、娘に食べられてしまいましたが、これ、1人分とは思えないほどのデカサイズ!

思わず計ってみると、縦14.5センチ、横9センチ、高さ7センチでかっ!

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ピーターパンが大好きな娘にちなんだモチーフで、娘のお気に入りの、エルメス

(→エルメスについての記事は、こちらをお読みください。)

happyeurope.hatenablog.com

のお皿で、更に美味しく、娘曰く、超満足だそう!笑

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蛇足ですが、頂きもののエルメスのお皿は、ウエジウッド等のように、最高級磁器と言われる、ボーンチャイナなので、基本的に手洗いなのかな、と思ってましたが、ガンガンヘビロテで、食器洗機に入れても、超頑丈でした、さすがのクオリティ。

 

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ここまで、お読みいただき、ありがとうございました!

今週も皆様にとって、美味しくて、満足なわくわくする週で

ありますように!

フランスでランキング1位の高級フィットネスクラブを体験してみた!

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こんにちは、ようこそ、このブログへ、たどり着いていただき、

ありがとうございます!!

フランス、パリよりお便りしています、

皆様、いかがお過ごしですか?

 

夫と、何と仏における

ランキング1位の、高級会員制フィットネスクラブ、

Lagerdère Paris Racing に行って来ました! 

 

こちらは、メンバー紹介制で、会員最低2名の推薦書がないと、

入会出来ません。

日本人会員は未だかつて、

いなかったようで、体験見学も

私が初めてだそうです!

 

スタッフだけでなく、お会いしたことのない全く知らない会員の皆様も、

さすがに礼儀正しく、私達を見ると、すれ違いざまに、次々とにっこり、

目を見て挨拶をしてくれるので、皆さん感じも良く清清しいです!

 

出身、お家柄の確認、住所、マナー、仕事 (をしている場合)、内容等も考慮され、

もちろん面接も、あるそうです。

 

メンバー達が承認し、審査に通るまで(通らないことも多いそうです、お金を払えば入会できるわけでもありません。

 

エレガントなお育ちの方々は、経済力よりも、礼儀正しさのほうを重視するようです。

 

そうですよね、同じ場所ですれ違うわけですから)、最終決定まで、少し時間もかかるそうですので、とてもお急ぎの方には向いてないかもしれません。

 

欧州ビジネス界を代表する、よくFORBESやNEWSWEEK等の、

ランキングに載っているような大富豪や代々世襲制の有名企業幹部

欧州のセレブや、ジェットセッター、そして周辺のパリの、高級住宅地に住む

(16区、17区、ヌイイ、ブロ-ニュ、6区、7区、8区等)マダムやムッシュー達が、

集まります。

 

育ちの良い人や経済力のある人達は、お金もかけてるだけあって、スタイルも良いし見た目も美しい、皆こうやって陰ながら努力してるんだな~。

 

ブロ-ニュの森の中でも、電車/地下鉄やバス停もない(わざと?)、秘密の隠れ家的な、場所にひっそりとあり、車以外ではアクセスしにくいです。

 

( ちなみに、写真やメディアも秘密保持のため、一切公表されておりません。

↓写真の通り、お値段の割には、至極シンプルなインテリア。

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↓テニス関連が一番充実しているため、プロテニス選手の写真が、そこらにちらほら飾られています。

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見学も、メンバーでないと出来ないため、説明書、入会書、等、一切用意されて

おりません。

唯一、入手できたのが、(以下、写真)会員専用、敷地地図&プログラム。

こちらも、会員でないと、専用サイトにアクセス出来ません。)

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ちなみに駐車場は、ベントレー、ジャガーやベンツ等の高級車ばかり、

運転手付きも見かけました、、。

 

とはいえ、電動自転車や、電動キックボードの子供達も!

 

入会出来れば、ヨーロッパ、とりわけ仏における、将来的なネットワーク、

約束されますね。

 

基本的に家族で入会するので、良家の子息、子女達が幼い頃から、家族で入会し、

会員同士、家族ぐるみのお付き合いになります。

 

選ばれた良家の方々とのお付き合いで、恋愛や、結婚に発展する事もあるので、

親も安心出来ますね。

変なマナーの、どこぞの馬の骨ともわからないような家族と出会う可能性は薄いので。

 

いわゆるラリー(良家の子女が集う社交場のようなもの)の、スポーツクラブ版をイメ-ジするとわかりやすいです。

 

ホームぺ-ジもメンバーでないと、アクセス出来ないので、入会金や、年間の価格、

内容も全部秘密で、外部からはとんと検討がつかないようになっているので、不便ですが、誰彼にでも来て欲しくないという事かな~。

 

気になる内容は、50Mの大人用屋外温水プール、25Mの子供用屋外温水プール。

アクアジム等のアクティビティも有り。

 

テニスは、仏では、上層階級にも大人気のスポーツなので、テニスコートも多数有り。

 

毎年5月から6月にかけて開催されるテニスの4大国際大会の1つである、全仏オ-プンの会場でもあるローラン・ギャロスは、4大大会で唯一、クレー(赤土=レンガの粉)コートですよね。

 

RACINGでは、お好みに合わせて、このクレーコート、ウインブルドンのような、グラス(芝生)コートや人工素材等の4種類から、お好みのテニスコートの地面が、選べます。

 

そして観客席もあるので、ローラン・ギャロスの時期には、プロテニス選手達も、この高いクオリティのテニスコートで、よく練習をし、会員達もよく観戦しているそうです。

 

イギリス式ボクシングとリング(どちらも、仏式ボクシングと違って、足を使わないボクシング。上半身のパンチで勝負。)、筋トレ用マシンも大変充実していて、TRX、HIIT、ノルディックウオーク(北欧発ポールを使って歩行→これ結構仏人好きですよね)、

ダンスやフィットネスの種類も豊富で、ピラティスや、ヨガ、ズンバなんてのも

ありました。

 

 

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まあゴルフ以外は全て用意されているといっても過言ではないです。

 

唯一残念なのは、バレエ(→フランスのバレエについての記事は、こちらの記事をお読みください。)

happyeurope.hatenablog.com

がない事。

BARRE AU SOL(バー・オ・ソル)だけなので、バレエ愛好者には物足りないかも。

 

又、高級ホテルのジムに、ありがちなスパがないのも、残念な点。

 

それでは、肝心の金額は?50万?100万?ここでは、皆様に、特別初公開します!

入会金と年間額併せて、一人32200E(本日レートで円換算すると、約434万7000円ですね。)です。(2018年12月時点の価格ですので、値上がりする可能性有り。)

 

通常は家族で入会するので、こちらに、家族人数分を足す必要がありますね。(子供料金有)

 

30万円で結果も必ず付いてくるライザップが急に安く感じられますね!

 

ちなみに、サウナやハマムは料金に含まれていますが、マッサ-ジ、そして、

このジムが13歳以上からお勧めしている、コ-チングや、パーソナルトレーナー制度も。

 

毎回バスローブタオルの貸し出し、ロッカー契約や、ブリッジクラブ等のサ-ビスは、別料金なので、この金額に更に上乗せする必要があります。

 

まあ、でも、高級住宅地である、ブロ-ニュの森の中の、7へクタールもの広大な敷地の中には、散歩のできる広大な公園や、レストラン、バ-、ブティックや、テレビの置いてあるサロンで本や雑誌も読めるし、PCスペースもあるし、自転車などの貸し出しもあり敷地内でサイクリング出来るし。

例えば、わざわざパリから遠くに別荘を購入するより、ここで終日家族で過ごした方が楽だし、パリにいながら、平日も簡単にリフレッシュ出来ますよね。

 

家族で楽しみながら、リラックス出来て、体作りも出来て、ヘルシーになれて、

貴重なネットワークが広がる事を考えると、ある意味良い投資でもあるかも!

 

ここまで読んで頂き、感謝です。

本日も皆様が、安らかでかつワクワク楽しい一日が過ごせますように!